はしのした

※ 本イベントは無事終了しました。

コスする人も、しない人も、みんなあつまれ前日祭。

  はじめに

ぷよ・魔導・DS関連のコスプレ歓迎交流会「ぷよ橋」こと「ぷよレイヤーズブリッジ」は、コロナ禍を越え、開催を待っていてくださった皆さんのおかげで、2023年10月に4年ぶりの第6回を開催することができました。 そして2024年は「ぷよの年」。普段よりも広い会場で開催される「ぷよコネ！9」の開催前日に合わせて、ぷよ橋でも普段より広い会場を確保しました。

これまでの回と比べても、例えばコスプレはしないけどレイヤーさんとじっくり交流はしてみたい、衣装や小道具の作りを聞いてみたい、あるいはレイヤーさんの様子を見ながら絵を描いていたい、という方にも参加しやすくなっているかと思います。 単にゲームしながら雑談していたいだけ？ それもまた大歓迎です！ もちろんレイヤーさんにとっても、今回は更衣室が男女ともに別室で、参加しやすくなっていますよ！

当イベントのコンセプトは、ぷよ・魔導・DSが好きなレイヤー同士、あるいはレイヤーと交流したいファンを含めた、幅広い交流の架け橋となることです。

  開催概要

• 日時: 2024年4月6日(土) 10:00～19:00（入場は 9:00～）
• 場所: 東京都八王子市高倉町49-3 NATULUCKコープ高倉 大会議室・小会議室C・和室
  京王バス豊56系統（八王子-豊田）首都大学東京入口バス停から徒歩2分、JR北八王子駅から徒歩14分
• 参加費: コスプレ参加 1,000円，一般参加 600円（学生半額）
  途中入退場OKですが、参加費は全日参加の場合と同額です。
• 参加者: 10名

開催前後の連絡には Discord を使用します。参加登録にあたり、Discord のユーザ名か、Twitter（現X）、Fediverse（Mastodon、Misskey など）のアカウントを申告いただく必要がありますので、ご承知おきください。

参加者一覧

  ゼロ衣装振り返り (1)

このタグ用意した時点では、まさかその対象がコスプレ衣装になるとは思ってなかった。 ということで、せっかく初めて衣装も自作でイベントにコスプレ参加したので、その制作記を残しておこうと思って。 少しずつ書いていくので数日に分けます。

そもそもなぜゼロ？

最近のぷよキャラの中では、なんというか、1番しっくりくるキャラだったから、ってのが大きい。 ぷよクエ新シナリオも、部分的には不満はあれど後半は悪くなかったし、ダウナー系エンジニアキャラって個人的に結構刺さるところがあるし。 衣装作りを考えたときにそれほど難しいものが要求されない、というのも大きなポイント。

とまぁ、実は結構軽い感じで始めたんだけど、改めてよーく衣装を見て、3次元に落とし込める範囲でなるべく再現しようって1ヶ月以上も奮闘してたら、そりゃ愛着もわくよね。今ではとっても好きな子になりました。

衣装の構造を考える

まずはどんなパーツが必要そうかをリストアップする作業から。 できることなら小道具とかも用意したかったけど、今回はイベント出しということもあって早々に切り捨て。以下のような形で計画をねりねり。

• 上着: パーカーの型紙ベースで自作で頑張ってみる
• ネクタイ・シャツ・ベルト: 普通に既製品でOK
• カーディガン・ズボン: 既製品でOKだけど……メンズでこの色、意外と見つからないかも
• ブーツ: そのものズバリはなさそうなので、既製品を改造か？
• ポーチ: ガチのお仕事用のとかもアリだけど、良いお値段しそうだから代替手段を取りたい
• グラス: コスボードと合皮と暗記用の赤い下敷きがあれば作れそう

上着の構造に関しては、2月末に來那さんから撮影案件をもらっていたので（……って、行ったことブログに書き忘れた！）、そのアフターで色々とアドバイスをいただく。 ベルトのところで上下分割しちゃうと着やすくなるとか、解釈一致するのはこんな生地だとか、このヒモどっから出てるんだとか、これ絶対ポケットとして機能しないよねとか（え？って思ったら改めて公式イラストを見てみよう！）。 毎度のことながら、お前はカメラマン畑出身で何でそんなに布詳しいんだって半ば呆れられたんだけど、いや元々私布萌えの民だし……。

ということで、方向性がだいぶ決まってきたところで、いよいよ材料調達へ。次回に続く。

Fediverse 上での反応(全1件)

  ゼロ衣装振り返り (2)

後回しにしてるとズルズル行くので、ちゃんと毎日更新しましょう、ってことで……。

さて材料調達。名古屋で大きい生地屋さんといえば大塚屋さんなので、まぁ布見つけるのはそこかなと。 その他はホント探し回ったなって感じで……それだけで時間取られたのが実際のところ。どんな感じだったかというと……。

• 上着
  • 表地: 來那さんと話していたのとほぼ一致の、ニット系の生地が無事見つかる。単価はお手頃だが、いかんせん必要量は多い……。
  • 裏地: サテンは衣装っぽさは上がるけど解釈とは合わなかったので、光沢抑えめ・裏地向けのストレッチ生地で。赤と黒2色。
  • バイアステープ: 下半分の赤い部分はそうするしかないかなって。幅25mm、1本では微妙に足りずに2本購入。
  • 接着芯: やや厚手タイプのものを使用。思いのほか必要量は少ないので、カットタイプを1袋。
  • 金合皮: ワッペン用。セリアで見つけた数十cm四方のものを。
• ネクタイ・シャツ・ベルト: この辺は無難に近所のショッピングセンターで。
  • ゴム紐: ベルトをズボンに通したり、ベルトに上着の下半分ぶら下げたりするために。ダイソーでさくっと購入。
• ズボン: これもたまたま近所でそれっぽい色のが見つかった。裾短めなのも好都合。
• カーディガン: 最後まで探すのに苦労。結局ZOZOで納得できる範囲のものを見つけてポチリ。
• ブーツ: 本体はワークマンでそれっぽいのを発見。男性用ロングブーツってなかなかないところ、これには思わず納得。
  • 黒合皮・灰合皮: 装飾つける用。余ってたコスボードに貼り付けて使えばいいかなって。黒は近所の生地屋で、灰色はセリア。
• ポーチ: セリアの釣り用リールをしまうポーチがまさにジャストサイズ。カメラポーチの代わりになるみたいな記事を見かけて、これだ！って。
  • マジックテープ: ベルトに留めるために。強力タイプで、注意しないと両面テープの方が先に持っていかれる程度にはしっかり貼り付いてくれる。
• グラス: 赤下敷き、上述の灰合皮、そしてコスボード。当初予定通りに。

……冷静にリストアップすると、これ結構良い金額になってるな？ 眠くなってきたのでこの続きはまた次の記事で。今度は型紙編！

  ゼロ衣装振り返り (3)

上着部分は自作となると、探さねばならぬが型紙。 ……まぁド定番のでぃあこすさんにそれっぽい長袖パーカーの型紙があったんで、それを若干アレンジして使ったって話なんですけど。 アレンジしたのは、裏地を考慮して見返しをなくしたのと、フードをゆったりさせるために縦に数cm延ばしたのと、あと上下セパレートの構造にするために丈を数cm削ったことかな。 下半分はそのパーカーのラインをそのまま80cmほど伸ばす形で、おおむね台形で線引いただけ。お手軽。

型紙だけではピンと来ないところの理解には、やはりこちらもド定番、うさこの洋裁工房さんの解説とか動画がめっちゃ助かった。 てか、縫うときの手順も、こっちのパーカーの作り方に寄せてたからねー。

上下セパレートってのがこれ。 來那さんからアイディアもらって、多少見栄えは犠牲になっても動きやすさを重視した方が良いということで、この形に。 動きやすさガン無視すると、ジョゼにきみたいなことになるんで……。 おかげで当日もかなり動きやすくて助かった。

実際着るときは、トップスは全部ズボンの中に突っ込んでしまって、上着の下半分はベルトにぶら下げる構造。 この下にもう1本ベルト巻くんで、案外ごまかせてたかなぁと。 後ろの布余ってるんで、後ろ姿になるとバレバレなのは仕方なし。 （この辺り、ちゃんと型紙考えてたらもっといいやり方あったかも？）

あとミシン編、小道具編の2回くらいで終わる……はず！

  ゼロ衣装振り返り (4)

つづいてミシン編。買ったさこの機会に……。 それこそミシン触るのは家庭科以来ン十年ぶりではあったけど、自動返しぬいと自動糸切りはつけとけってなるのがよくわかったわ……めっちゃ気楽。 あとは、ちゃんとマチ針打てば割と何とかなる。気がする。 でもその分時間は持っていかれるんだよねぇ。 歴戦の修羅場レイヤーさんたちの手際の良さがよくわかったわ。

この衣装、裾や袖・フードに赤いラインがあるんだけども。 裏地が黒い下半身の裾はどうしようもなくバイアステープなんだけど、袖とフードは裏地を折り返す形で処理してみた次第。 なんとなく思いつきでやってみて、2回目にあれこれどうやったっけ？って思い出すハメになったので，ここに覚書を残しておきたい。

1. ラインの幅を W [mm] として、それプラス縫い代分だけ裏地を長く切る。表は出来上がり通りに
2. 表は端から W [mm]、裏は 10 mm のところで縫う
3. 裏返せばいい感じになる

ぶっちゃけあんまり話すことなかったね。ともあれ次回は小物編。

  ゼロ衣装振り返り (5)

衣装振り返り記事も今回でおわりということで、作った小物類をご紹介。 基本的には、2mmのコスボードで形を作って、Gボンドで合皮を貼って、って形。 これに関しては以前からやってて慣れてたし、何ならコスボードは前回のジョゼにきの時の余りがあったんで、追加購入なしで済んでる。

ポーチは以前にもちらっと書いたとおり、ベースはセリアで売ってる、釣りのリール入れるケース。 ボタンの部分だけ上述のやり方で作って貼り付け。 中には10mmのコスボードを適当に組んで作ったマスを入れて、形を整えてる。 なにげに当日は差し入れとか小銭とか入れるのにも使えて便利だったｗ

グラス。フレーム部分は2mmのコスボード1枚と2枚重ねとで、厚みだけ違うものを2個作成。 あとはそれらで円形にくり抜いた赤下敷きを挟んで、貼り合わせて終わり。 ウィッグへの取り付けには両面テープ使ったけど、2日ギリギリ持ったって形なので、次はまたやり方考えないと。

ブーツの折返し部分。切って黒とグレーの合皮貼っただけ！ 以上！ ブーツへの取り付けも、クリップで挟むだけのお手軽構造。 下手に凝ったことしても動き回るうちに大破するやろ、ってある種の割り切りでこの形にしたけど、案外動きやすくて良かった。

せっかくだから彼の持ってる謎メカとかも、次の機会のために作りたいよね。 あるいは探偵版もそのうち出したいって考えると、なぷなぷのぬいを作るところからなのか？ まぁその辺は気長にー！